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おたからや横代北店の林です。
北九州市小倉南区のお客様から文政小判のお買取りをさせていただきました!
ありがとうございます!
時代劇などでよく見る小判の1つですね。
それはそうと皆様は日本に何種類の小判があるかご存じでしょうか?
正解は12種類。
小判はどれも似たように見えますが、もちろんそれぞれに特徴があるので、しっかりポイントを押さえれば見分けることも可能です。
今回は少しだけ小判の見分け方をご紹介しようと思います。
まずは大きさで判別できる小判をご紹介しましょう。
日本にある12種類の小判のうち、ほとんどは手のひらサイズです。
しかし、異なる小判が2種類あります。「天保五両判金」と「万延小判金」です。
天保五両判金は他の小判と比べ、「大きい」のが特徴です。
天保五両判金は他の小判と比べ、「大きい」のが特徴です。
通常の小判が約6cmくらいのサイズ感なのに対し、天保五両判金は約9cmくらいあります。
3cmしか変わらないの?と思われるかもしれませんが、実際並べてみるとかなりサイズ感が違います。
そしてその逆で、他の小判より「小さい」のが特徴的なのが万延小判金です。
こちらのサイズは約3cm。半分くらいの大きさですね。
大きさで判別できるのはこの2つ。これは非常にわかりやすいですね。
ではそれ以外の小判はどのようにして見分ければいいのでしょうか?
答えは「刻印」です。
小判の裏面には3つの刻印があります。
裏の右面にある刻印(右側じゃないのもある)、通称「極印」と呼ばれるところを見て小判を見分けることが出来ます。
この「極印」は鋳造された時代などを表しています。
例えば、元禄小判金だと、こちらは極印が左側にあります。
この元禄小判の極印を拡大してみてみると、「元」という文字が刻印されているのが分かるはずです。
この「元」は「元禄」の「元」です。
この文字が刻印されているのは元禄小判だけなので見抜くことができる、というワケですね。
同じように「乾」という文字が刻印されていたら「宝永小判金」といったように刻印でも見分けることが出来ます。
刻印のない小判もあったりするのですが、その見分け方は次回にとっておきましょう。
当店では小判は勿論、古銭のお買取りも強化しております。
何枚あっても大丈夫!しっかり丁寧に査定致しますので、北九州での古銭のお買取りは是非!おたからや横代北店にお任せください!